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【人狼・狩人】 - 管理人

2017/08/14 (Mon) 06:50:09

終了 8/21 24時

・参加者 レオーネ・ライリー
・GMからのシナリオはありません
・PCレス 最小2回(各PC1レス)~
・何か質問等ありましたらGMにご連絡ください


ライリー
アシュレイからの報告で自衛団全員に警備命令が出ています。
ライリーもアシュレイの兄・ケインと木こりのハンスと3人一組となり警護中です。

Re: 【人狼・狩人】 - ライリー

2017/09/09 (Sat) 21:58:56

(目がかち合ったが、もうあのぞっとする殺意は己から沸いてこなかった。最後の最後にきっと彼の耳に届いたのだろうと、狼の一舐めから感じ取られ。幼馴染みの最期を見届ければ、もう動かぬ狼を前に目を伏せ涙をポタポタとこぼした。もう狩人である必要が無くなったと喜ぶにも喜べない結末に嗚咽を漏らして。足を痛めているのもあるが、ただずっとそこに座りつくしていた。漸くケイン達が自警団の皆を連れて駆けつければ、彼らは一瞬事態をのみ込めずに呆然として。足音に気づいて涙で汚した顔を上げたが、自分も何から説明したものか分からず、涙声で詰まらせながらただ一言告げるだろう。)狼はもういない、村は…もう大丈夫だ。
(聞き取りにくかっただろうその言葉をなんとか聞き取って少し間を置いてから遅れて喜んだりしている皆に、どうしても彼の最期は打ち明けられず。この話を分かってくれる人はそういないだろうが、せめてレオーネの葬儀だけは神父さんに掛け合ってみようと一人ぼんやり考えて。そんな間に次第に辺りがほの明るさを増していき、夜明けも近いようだった。)

無題 - レオーネ

2017/09/06 (Wed) 23:05:07

(苦しげな幼馴染の声に獣の耳がぴくりと動く。どんな時も優しいその手が狼の前肢をそっと取ろうとも、最早動けよう筈もなかった。それほどまでに消耗していた。どんな形であれ、あの一方的な約束を果たしてくれた彼の顔を視界に映そうと頭を持ち上げる。僅かに霞んで見える幼馴染の表情があまりに悲痛だったものだから、己が足を掴む彼の手を一舐めしようと。こうなって仕舞っては狼の本能も何もない。四半世紀近い年月で育まれた"レオーネ"としての意識が戻ってくる。恐らくもう暫くと経たずにこの視野は機能を失うのだろうが、反して晴れ晴れとした気分で目を閉ざした。大事な幼馴染に重責を背負わせた事は心残りであるが、身勝手な安堵に包まれたまま人狼は目蓋を閉ざした/↓)

Re: 【人狼・狩人】 - ライリー

2017/09/03 (Sun) 23:38:05

(咄嗟の事で加減はできなかったというのはあまりにおそまつな言い訳か。狼を殺すのではなくこの村から出るように説得をしようと意気込んでいたはずだ、と倒れ付した狼を見て自分のしたことに震え。果たしてこれで良かったのかと自問するよりも先に、足を引きずりながら相手に近づいていく。自分がどんな表情をしているのかさえ分からないが、せめて狼を殺す狩人のようでないことを願っていた。目を合わせることも出来ないまま狼の吐き出した鮮血の跡に視線を落として。)
レオーネ、…辛い思いさせて、ごめんな。
(彼との約束を履行する気は無かったがもうこうなっては手遅れかもしれないと、せめて手順が荒っぽくなってしまったことを詫びて。狼はもう動けないのだろうと感じていれば、相手のそばに崩れ落ちるようにしゃがんで無警戒にも狼の前足を軽く掴もうとする。)

無題 - レオーネ

2017/08/31 (Thu) 00:16:04

(狩人としての本能と、幼馴染としての理性とに挟み撃ちされた青年の背後を取るのは存外容易であった。牙が肉に食い込む感触はひどく心地好い。もうすっかりと慣れ親しんで仕舞った鉄の臭いが口内に広がった次の瞬間、サップが空を切る音を聴覚にて認めた。けれど、飛び退く事をしなかったのは単なる狼の闘争本能故か、はたまたちっぽけな人間の理性故か。獣はその胴体に、まともに得物を食らった。二度も攻撃を受けてしまってはひとたまりもない。狼の巨躯は1m程、横に飛ばされた。大きな口から鮮血が吐き出される。恐らく、折れた骨が肺を貫いたのだろう。人狼は地に投げ出された体勢のまま、紅い月に照らされ不気味な色に光る金眼を狩人に向けた。人狼は最早動く事も困難であった。見逃すにせよ、一思いにとどめをさすにせよ、散々村を騒がせた獣がこの世を辞すのは時間の問題であった)

Re: 【人狼・狩人】 - ライリー

2017/08/26 (Sat) 00:08:15

(獲物へのあたりに確かな手応えを覚えれば知らず知らずのうちに不敵な笑みを浮かべ。以前対峙した時に比べて相手から迎撃できる距離に飛んで来てくれるので狙いやすいと思い、その己の考えに自分でゾッとした。先程まで彼だとわかっていたのに、いつの間にか狼を仕留めようとそれ一点に気をとられていて。よろめいた狼の表情は読み取れないがその目を見ていると、こちらも思わず狩人の血が騒いでしまう。それをどうしても避けたくて視線を反らす、その隙に駆け出した狼に対応しきれなかった。)
…ッ!?
(相手に合わせて振り向ききれぬまま、後ろに下げていた左足に鋭い痛みが走る。噛みつかれていては引き寄せも出来ずに、痛みを堪えるように歯を食いしばって。咄嗟に手にしていたサップを手首に一周くるりと巻き付け、両手で袋を持てば大きく振り上げてから勢いつけて降り下ろす。もし狼が離れないようであれば、降り下ろしたサップは狼の胴を狙うだろう。)

無題 - レオーネ

2017/08/22 (Tue) 21:28:47

(大きな動作で飛び上がった狼の腹部はまるで無防備だった。地に足をつけてしか生きられない獣に空中での攻撃を避ける事はほぼ不可能。ブラックジャック様の得物はその重量に振り抜く速度を上乗せし、確かな撃となって己の脇腹にぶつかった。肋骨が折れた手応えを彼も感じたはずだろう。土手っ腹の覚えた痛みと衝撃はあまりにも如実なものだったのだから。キャン、と甲高い鳴き声を上げた狼は彼から離れた地面へと投げ出され。白金の毛並みを砂が汚す。低く低く喉を鳴らし、よろよろと立ち上がった狼の表情は苦痛に歪んでいるようにも見えるが、瞳の奥には明確な闘志を燃やしていた。暫く相手の出方を窺うみたいのその場を動かずにいたものの、不意に素早く地を駆ける。相手の後ろに回り込んでから距離を詰め、利き脚と思われる方の足首に噛みつく算段のようだが如何に)

Re: 【人狼・狩人】 - ライリー

2017/08/21 (Mon) 22:39:54

…待たせて悪かったな。(やり取りの途中に手出しがなかったところをみると、やはり本命は狩人である己のようで。狩人からしても千載一遇、ここでけりを着けてしまおうと意気込むはずだった。しかし、狼と一対一で対峙した途端、彼だと分かっていればこそ躊躇いも少しばかり出てきて何となく声をかけてしまう。そんなことをしていても気をぬくわけにいかず、狼から目を離さぬようにじりりと小さく後ずさりをして。飛びかかってくるのが見えると相手を弾くために下から上へ居合の要領で振り抜こうとするが、得物が得物だけに思うよりも初動が遅く。当てられなければ大きな隙が生まれてしまうだろう。それでも退くことは出来なかった。)

無題 - レオーネ

2017/08/18 (Fri) 13:09:38

(狼の巨躯が距離を縮めるにつれて木こりの身体に力が入る。いざとなれば、村の平穏の為にも、時間を稼ぐ為にも仕掛けなければならないと決心してのことか。最中、二人分の足音が近付いてくるのに気付いた獣はぴたと四つ足を止めて。程無く落ち合った三人が交わす言葉を理解しているのか否か、いやに人間みた動作で緩慢な瞬きを落とした四つ足はただ静止していた。割合すぐに話はついたらしく、青年を一人残して二人が立ち去る。それを見送った狼は低く、小さく、喉奥を唸らせながら青年を中心に円を描くみたいに歩みながら、二者間の距離を削いでいく。レオーネの幼馴染である彼のことは、狼も良く覚えていた。あの日、養母を初めて襲撃した忌々しいあの日のことだ。紅い月に照らされた彼に邪魔立てされたのだ。彼は狩人だ。よって、敵であるのだと――否、かけがえのない幼馴染だと脆弱な人間が心内で騒ぐが人狼にとっては知ったことではなかった。ゆらりと尾を揺らした次の瞬間、青年に襲いかかるべく獣は地面を強く蹴り上げた)

Re: 【人狼・狩人】 - ライリー

2017/08/16 (Wed) 19:47:55

わかった、人狼がいたんだな。(予想していた分、ケインの報告にも動揺なく。茂みから身を乗り出せば表通りに急行しよう。駆けていく途中にもう手遅れかもしれないと嫌な予感がよぎったが、ともあれ己は行かなくてはならないとサップを握る手に力が入る。表通りに着くとハンスと狼の姿もあった。傍らで竦み上がりながら「ほらライリー、あの狼だよ!」とケインが叫んだが、返事を返すことなく狼の方へ近づいていく。ハンスもこちらに気づいたが目前の狼から目が離せないようで。)ケイン、ハンス。団長を呼んできてくれないか?あと出来るだけ人手がほしい、よろしくな。
(疑問系ではあったが答えを聞くことなく下手にサップを構える。団員を集めるのも二人を逃がすただの方便で、時間さえ稼げればそれで良い。そんな意図を知ってか知らずかケイン達はすぐに置いていこうとはしない様子、もう一押しの言葉をかければようやくその場から距離をおくだろう。)ここは俺に任せといてくれ、な。

無題 - レオーネ

2017/08/15 (Tue) 15:00:10

(口許を汚す鮮血が今しがた襲撃を終えたばかりだということを示していた。義両親はもうこの世にいない。よもや、人狼が村に残る理由は一つだけ。理性を飲まれてこそいるが、あの日、幼馴染に一方的に投げつけた要望が狼の行動に一欠片程の影響を及ぼしていた。だからこそ、表通りに姿を現したのだ。風が運ぶ人の臭いは三つ。どれも良く知ったものであったし、目的の人物の臭いも紛れていた。けれど、こちらを見張る目線はあの青年のものではない。腹が満たされている人狼は、此方を攻撃するでもない木こりに襲いかかる事はせず、然れど尾を僅かに揺らしながら相手との距離をゆっくりと、確実に詰めていく。"彼"が駆けつけるだろうことを予想して、注意深く周囲に気を払いながら。果たして、狩人の行動は如何か)

無題 - 管理人

2017/08/14 (Mon) 08:43:28

ライリーが酒場の裏口から離れた僅かな隙を狙ったのか、偶然だったのか…
ケインと共にライリーが姿を消したその場に、美しい金色を纏った狼が足を忍ばせ現れる…
そして向かったのは、酒場の勝手口で。


…そして今宵もまた血が流れた

レオーネロール - 管理人

2017/08/14 (Mon) 07:09:51

(あの日、果たして狩人の恩恵にあやかったのは誰だったのだろう。どうして、"彼"は養母を守ってくれなかったのだろう。彼女を食らった張本人でありながら、理不尽にもその様な事を考える自分に心底呆れて仕舞う。そんな権利、ないという事も分かっているのに――また、紅い月がのぼる。理性を抑え込み、脳裏にある本能を揺さぶられる感覚に成す術もない四つ足は二階の窓からそっと屋外へと出る。自衛団の目を盗む事ぐらい何でも無かった。酒場の周りを静かに歩きつつ、父親の気配を探る。……どうやら、酒場に出ているみたいだった。裏口から御厨に侵入する。薄暗闇の中で項垂れ、カウンター席を撫でる獲物を発見した。妻を失い、酒場を失っても尚、誰にも弱味を見せまいと振る舞う強情な養父が見せたその姿に人間の心が動揺しつつも、人狼としての本性が違う事はついぞ無かった。飛び掛かるべく床を蹴り上げたのと、彼が此方を振り向いたのとはほとんど同時であった。声を上げる暇が無かったのか、あっさり喉元に食い付かれた養父が発声もままならぬ中、白金の狼に対して何事かを呟く。空気の混ざる途切れ途切れの音は、それでも確かに息子の名と共にたった一言、「逃げろ」と呟いた。)

見張りの最中… - 管理人

2017/08/14 (Mon) 07:08:29

ケインが足を縺れさせながら裏口に潜むライリーの元に遣って来る。
ケインが見張っていた通りから距離は無い筈なのに、ライリーの元に駆け寄った細い肩は大きく上下している。

「ライリー…!いたよ、大きな金色の狼が、表通りにいるんだ…!普通の大きさじゃない。きっと人狼だ…!」

潜めている心算だろう、告げるその声も震え上擦っている。
言葉の合間に、微かに歯が触れ合う音がする。…恐らく暗闇に隠れて見えない顔も血の気が無いのだろう。

「今はハンスがその人狼を見張っているんだ。でもハンス一人じゃ危ないよ。だってとにかく大きいんだから!だからライリーも来て…!」

此の侭ケインをハンスの元に1人帰しても、恐怖に飲み込まれてるケインの面倒もハンス1人が見る事になり、下手をすればハンスもケインも襲われる可能性がある。
ライリーは裏口を離れ、人狼が現れたと言う表通りに向かった…

ライリーロール - 管理人

2017/08/14 (Mon) 06:51:58

だから、犯人ってのは現場に戻るっていうだろ?気になるんだ、やっぱりさ。 (雑談のようにケインやハンスに説得しながら、夜の見回りに来たのは酒場。紅い月の話を聞いて心なしか気の張っている二人に比べ、余裕すら感じさせる足取りで。酒場の前にたどり着いたなら三手に分かれようと提案し。ケインには酒場の前の通りを、ハンスには酒場の玄関先を頼んで、そして自分は酒場の裏口の見張りを申し出た。固まって見張るよりもいい、と言えばケインは納得した様子で。さらに付け加えるようにハンスが2時間ごとの見張り場所の交代を条件に加えれば、数度頷きながら。タイムリミットが決まるのは予想しておれば、かえってそれまでに方をつけようと決心しながら。) じゃあまた二時間後にな!(二人に手を降りと一時別れれば、もちろん見張りをするはずもなく。本命は狼探し、酒場の勝手口側から誰が出てこないか確認するため草葉の陰に隠れよう。息を潜めながら、不安と共にレオーネの姿を探す。これも狩人としての嗅覚が引き寄せているのか、ただ夕方の言葉を気にしているだけなのかも知れなかった。けれども彼の頼みは未だ聞き入れられず、例えレオーネが人狼と分かっても、しばらくは後をつけるだけで何も出来ないだろう。狩人の本懐よりもアシュレイとの先約を果たすべく、村を出るように説得できるのか。気負うあまりに手持ちの皮袋に石を詰めながら、もしもの事に備えよう。決着をつけるときを今か今かと待ちわびながら、果たして彼は人狼なのだろうか。)

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